大淀町果樹組合/奈良吉野・大阿太高原の梨の栽培・品種・歴史と活動の報告


              

大淀町果樹組合/奈良県吉野郡・大淀町佐名伝-大阿太高原の梨の栽培・品種・歴史と活動の報告




















系統図
愛甘水
あきづき
秋栄  (あきばえ)
旭(あさひ)
王秋(おおしゅう)
晩三吉(ばんさんきち)
おさゴ−ルド
おさ二十世紀
菊水
君塚早生(きみづかわせ)
清澄(きよすみ)
幸水
ゴールド二十世紀
秋水 (しゅうすい)
新興 (しんこう)
新水
新星
新世紀
水秀(すいしゅう)
清玉(せいぎょく)
築水(ちくすい)
長寿
長十郎
独乙(独逸)(どいつ)
中出
新高
二十世紀
博多青(はかたあお)
八幸
豊水
八雲
鴨梨(ヤーリー)
なつしずく
梨品種の沿革

佐名伝・薬水の果樹園では、明治時代より独逸、
パサクラサン、博多青晩三吉、ヤーリー等の梨が栽培
されていた。明治38年ごろから薬水園の奥徳平が凱歌
(二十世紀)と命名した新種の青梨を出荷し始めた。
少し遅れて周辺の果樹栽培農家でも、この新種の梨栽培
を始めた。そして次第に栽培面積を増やしていった。
昭和9年ごろに栽培されていた梨の品種は、二十世紀、
長十郎、博多青、菊水、八雲であった。戦後には
二十世紀の作付け割合が約65%
まで占めるようになり、菊水、長十郎、八雲等の
在来種が35%に落ち込んだ。
昭和40年ごろには在来種の改植が進み、
新しく幸水、その後、豊水が
植えつけられた。現在、約70%が二十世紀で残りが
豊水、幸水、新高等の赤梨となった。
 また、将来期待される品種としては、
ゴールド二十世紀、
南水(なんすい)、真寿(しんじゅ)、王秋(おうしゅう)、
あきづき等があげられる。

以上が大阿太高原における梨品種の
大まかな流れである。